肌や体の内側からのエイジングケアが盛んに行われるようになってきました。
そのためのスキンケアやサプリメントなどがたくさん販売されています。
簡単におこなえるエイジングケアとは?
健康的にエイジングケアするためには、
生活を規則正しくする、
適度な運動をする、
栄養のバランスのとれた食生活を送るなどがあげられます。
そして、さらに大事なのは、良質な睡眠をとることです。
良質な睡眠がとれると、疲れが回復し、免疫力はアップし、肌の調子も良くなります。
現代人は、仕事に忙しく残業が続いたり、
夜遅くまでゲームやテレビを観たりと夜遅くまで起きていて寝不足な人が多いのが現状です。
また、睡眠時間は取れていても眠りが浅い人も多いでしょう。
これでは、体も肌も老化してしまいます。
体に備わる便利機能
人の体には、昼は活動し、夜は休息を取る生体リズムが備わっていて、
これを司っているのが体内時計です。
体内時計は、夜暗くなると睡眠のためのホルモンであるメラトニンを分泌し、
自律神経に働きかけて眠りに誘います。
しかし、夜遅くまで起きていて明るいところにいると、
昼夜の区別がつかず体内時計が乱れて、
寝付きが悪い、
眠りが浅いなど良質な睡眠がとれない様態になってしまいます。
夜にメラトニンが分泌されるには、
まず、朝起きたらカーテンを開け朝日を浴び体内時計をリセットします。
休日も同じ時間に起きるようにします。
そして、昼夜の区別をつけるために昼間に太陽の光を浴び、
夜はリッラクスして暗い部屋にしてメラトニンの分泌を促進しましょう。
スマートフォンやパソコンの画面から出るブルーライトはメラトニンの分泌を悪くし、
寝付きが悪くなります。寝る前には止めましょう。
メラトニンはセロトニンという神経伝達物質からできています。
セロトニンはストレスや不規則な生活で減少してしまいます。
気持ちよく寝付くための食べ物とは?
ストレスに効果のある食べ物としてはギャバを含んだ発芽玄米があげられます。
ギャバは、イライラなどを鎮め、自律神経のバランスもとってくれるため、寝付きを良くする効果もあります。
セロトニンはトリプトファンとビタミンB6を原料として、
日光を浴びることで作られます。
トリプトファンはアミノ酸の一種で、
多く含む食べ物としては豆類や牛乳やチーズなどの乳製品のようなタンパク質です。
ビタミンb6を多く含む食べ物は、肉類やピスタチオや豆類です。
これらを日常の食生活に取り入れ、日光を浴びましょう。
リズム運動がセロトニンの分泌を高めます。
朝ウォーキングをすることは効果的です。
気持ちよく寝付くための食べ物を摂って、良質な睡眠をとり、体の中も外もエイジングケアしましょう。